グレットタワーみなと目次
- グレットタワーみなとについて
- グレットタワーみなと 見どころ
- グレットタワーみなと 付近
- グレットタワーみなと アクセス
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- Googleで口コミを確認
- Twitterで情報を見る
グレットタワーみなとについて
グレットタワーみなとは、八戸市の太平洋側にある館鼻公園内の展望台です。
館鼻公園は新井田川河口の小高い丘の上に位置する公園で、辺りはかつて日和山と呼ばれ船の運行に重要な役割を果たしてきました。
園内にはグレットタワーみなとの他、小高い地形を活かした見晴らし台やお花見広場等があります。
その立地から眺望が大変よく、日中の見晴らしだけでなく夜は夜景を楽しむことができ、桜の季節にはお花見スポットとしても親しまれています。
他にも、公園内には湊地域の歴史・文化や東日本大震災の津波被害について学ぶことができる「八戸市みなと体験学習館」(愛称:みなっ知)があります。
こちらの施設は災害時の防災機能も備えており、東日本大震災の実情や教訓を広く国内外及び次世代に伝承する「災害伝承施設」にも登録されています。
館内には防災食を活用したメニューが楽しめるカフェ「みなとカフェ」も設置されています。
また、園内には憩いの場所として親しまれている休憩所、遊具も設置されているので、景色を眺めたり、学んだり、くつろいだり、遊んだりといろいろな楽しみ方をすることができる公園になっています。
公園内の各施設の利用について、詳しくは以下のとおりです。
【ぐれっとタワーみなと】
〈料金〉
無料
〈開館時間〉
春季・秋季( 4月~6月,9月)午前9時~午後9時
夏季(7月~8月)午前6時30分~午後9時
冬季(10月~3月)午前9時~午後7時
〈休館日(基本)〉
毎週月曜日(月曜が祝祭日の場合は翌日)
年末年始(12月29日~1月3日)
※その他都合により休館となることがあります。
〈ライトアップ実施時間〉
日没~午後10時まで
【八戸市みなと体験学習館(みなっ知)】
〈料金〉
無料
〈開館時間〉
4月~6月、9月~3月 午前9時~午後7時
7月~8月 午前9時~午後9時 (日曜日は午前6時30分~午後9時)
〈休館日(基本)〉
ぐれっとタワーみなとと同じ
【みなとカフェ】
〈営業日〉
八戸市みなと体験学習館の開館日に準じる
ただし、火曜日を除く
〈営業時間〉
午前11時〜午後3時
【休憩所】
〈料金〉
無料
〈休館日〉
なし(通年利用可)
〈開館時間〉
午前9時〜午後5時
グレットタワーみなと 見どころ
グレットタワーみなとは平成19年4月25日にオープンした施設で、ちょっと風変わりなその施設の名前は南部弁の「ぐれっと」に由来します。「ぐれっと」とは全部という意味で、その名のとおり八戸の海や街を「ぐれっと」360度見渡すことができます。
展望室は地上から約20mの高さ(小高い丘の上に立っているので標高は50m以上になります)にあり、近くは八戸港や八戸大橋・八戸の工業地帯・蕪島、遠くは八甲田連峰や下北半島を望むこともできます。また、夕日や夜景もきれいに見ることができるスポットです。
グレットタワーみなと 付近
〈館鼻岸壁朝市〉
館鼻公園のほど近く、太平洋に面した漁港・館鼻岸壁で3月中旬〜12月の毎週日曜日に実施される朝市です。
約800mの距離に300店以上の店が立ち並ぶ大規模な朝市で、八戸地域の海産物・農産物の他、青森・十和田・田子・むつ・岩手県北といった北東北の物産の出店もあります。
イートインも充実し、買い物や食事に数万人の人々が集まります。
開催時間は日の出(およそ5時頃)〜9時頃とかなり早い時間帯ですが、頑張って早起きしてでも足を運ぶ価値は充分です。
自家用車の場合は約500台の駐車場があり、朝市用のバスも運行されているのでアクセスも便利です。鉄道の場合はぐれっとタワーみなとと同じく、陸奥湊駅から徒歩10分ほど、遠方からの方は八戸市街に宿泊すれば翌朝開催される朝市を訪れることができます。
朝市の会場では、出店しているお店を紹介した朝市マップが販売されているので地図を片手に目当ての店を散策してみましょう。
〈種差海岸〉
種差海岸は、国の名勝地に指定されている三陸復興国立公園内にあります。
長い海岸線は、「蕪島エリア」・「葦毛崎展望台・大須賀海岸エリア」・「種差天然芝生地エリア」・「大久喜エリア」の4つのエリアに分けることができます。
種差海岸の一番北側に位置する蕪島はグレットタワーみなとからも見ることができます。
「蕪島エリア」にはウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている蕪島があります。
蕪島の頂上にある蕪嶋神社は、自身の株を上げる「かぶあがり祈願」が有名で全国から参拝者が訪れます。可愛らしいウミネコおみくじもおすすめです。
「葦毛崎展望台・大須賀海岸エリア」の葦毛崎展望台は太平洋を一望する絶景スポットで、ここから種差天然芝生地まで約5kmの「種差海岸遊歩道」が続いています。
展望台からの眺めだけでなく、展望台も西洋の古城のような独特の雰囲気で見ごたえがあります。
展望台の近くには日本の灯台50選に選ばれた鮫角灯台もあります。
また、大須賀海岸は鳴き砂で知られる美しい砂浜で、2km以上も白い砂浜が続きます。
「種差天然芝生地エリア」は種差海岸を代表する景勝地です。
海沿いのなだらかな起伏の芝生地が海とのコントラストを生み出し、異国情緒あふれる景色です。
芝生地の目の前には種差海岸の観光拠点である種差海岸インフォメーションセンターがあります。
「大久喜エリア」には海に突き出した種差海岸で最も高い展望台、高岩展望台や国の重要有形民俗文化財に指定されている国内唯一の茅葺の浜小屋があります。
また、東日本大震災の津波で流出した鳥居がアメリカで発見されて再建されたことで話題となった「奇跡の鳥居」の「厳島神社」があります。
エリアごとの魅力をもつ種差海岸ですが、散策に便利なワンコインバス「うみねこ号」も運行していて、周遊にも便利です。
〈八甲田エリア〉
ぐれっとタワーからも見える観光名所として、海の名所の次は山の名所もチェックしておきましょう。
日本百名山のひとつである八甲田山を中心とするこのエリアは、十和田八幡平国立公園の中に含まれるエリアです。
正確には八甲田山という名の山は存在せず、最高峰である主峰の大岳を中心とする火山群の総称が八甲田山となっています。
この八甲田山では、八甲田ロープウェイを使えば初心者でも簡単に登山やトレッキング、山上の湿原歩きが楽しめます。
また、山麓には火山帯なだけに「酸ヶ湯温泉」、「谷地温泉」、「蔦温泉」、「猿倉温泉」などの歴史ある温泉地が点在しています。
特に有名な「酸ヶ湯温泉」は「ヒバ千人風呂」と呼ばれる混浴の大浴場で知られています。
その名の通り強い酸性の湯が特徴で、古くより湯治場として栄えてきました。
こうした温泉地に宿をとり、ゆっくりと周辺の観光を楽しむのもいいですね。
〈縄文遺跡〉
八戸の観光で今最もホットな話題といえば、昨年7月の「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録決定でしょう。
「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、その名のとおり、北海道から北東北にかけての広範なエリアの17の遺跡群がその構成遺産となっていますが、八戸市にある史跡是川石器時代遺跡もその構成遺産のひとつです。
また、世界遺産の関連資産が2つあり、そのうちのひとつが八戸市の長七谷地貝塚です。
是川石器時代遺跡は、多様な施設を伴う集落であり、河川流域における暮らしや高い精神性による祭祀・儀礼の在り方を示す重要な遺跡です。
遺跡のすぐ近くに、遺跡の案内や出土品の展示を行う「八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館」があります。
出土品の中でも特に有名なのは、国宝にも指定されている合掌土偶です。
座った状態で両腕を膝の上に置き、正面で手を合わせ、指を組んだポーズを取っている土偶です。
とても有名なので、どこかで写真等を目にしたことがあるかもしれませんが、実物を前にこれを作った古代人に思いをはせると感慨もひとしおでしょう。
「八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館」へは八戸駅から車で約15分、駅前からバスでもアクセスできます。
長七谷地貝塚は紀元前6,000年頃の貝塚を中心とする集落遺跡で、漁労を中心とする生業・食生活や当時の自然環境を知る上で重要な遺跡です。
遺跡は青い森鉄道の陸奥市川駅近くにありますが、遺跡の案内や出土品の展示等のガイダンス施設は八戸市博物館になります。
八戸市博物館には八戸駅から車で約10分、駅前からバスでもアクセスできます。
〈泊まる・買う〉
八戸市は青森県の主要都市の一つです。
ぐれっとタワーみなとへのアクセスの拠点である八戸駅周辺にはホテルが立ち並び、八戸駅を拠点に観光するのも利便性からおすすめです。
また、八戸駅を中心に、八戸の名産を活かしたお土産を買い求めるのにも便利です。
お土産には青森特産のりんごやほたてを使ったもののほか、八戸市が水揚げ量日本一を誇るイカを使ったものが多く見られます。
また、八戸ならではのものとして南部せんべいを鍋で煮る八戸の郷土料理「せんべい汁」や、八戸地方に古くから伝わる伝統料理で最上級のおもてなしに使われるという「いちご煮」をお土産用に加工したものもあります。
海の幸から山の幸まで豊かな恵みを活かした名物がたくさんあり、旅の思い出に自分好みのものを探すのも楽しいですね。
グレットタワーみなと アクセス
□所在地
青森県八戸市大字湊町字館鼻
□アスセス
グレットタワーみなとのある館鼻公園までのアクセスは次のとおりです。
〈鉄道の場合〉
JR八戸線 陸奥湊駅下車 徒歩約10分
〈自動車の場合〉
八戸自動車道・八戸ICから約20分
八戸駅から約25分
八戸空港から約15分
館鼻公園には無料駐車場があります(35台)
〈路線バスの場合〉
八戸市営バス 鮫線(白銀経由) 湊本町下車 徒歩約10分
鮫線(上柳町経由)・岬台団地線 上柳町下車 徒歩約15分
〈遠方から〉
飛行機の場合最寄りの空港は三沢空港、新幹線の場合最寄りの停車駅は八戸駅です。